治療法:
大きく保存的治療と外科的治療に分かれる。
─保存的治療─
1)日常生活指導:
正座、長時間歩行、階段昇降等痛みを生じる動作は可及的に控える。
杖などを使用して膝にかかる負担を軽くする。
減量する。
2)薬物療法:
消炎鎮痛剤を内服する。
外用剤
関節内注射:ヒアルロン酸の注入。(関節軟骨の被膜保護作用、軟骨修復作用、鎮痛作用)
3)理学療法:
温熱療法
運動療法
大腿骨四頭筋(太ももの前面の筋肉)の強化
屈曲拘縮(伸びない)の改善
疼痛→活動性低下→筋萎縮、体重増加→不安定性→疼痛の増悪、という悪循環に陥りやすい。病気の進行防止と症状の改善には、この悪循環を断つことが必要で、筋力強化は最も重要な保存的治療である。
4)装具療法:
足底装具
支柱入りサポーター
─外科的治療─
保存的治療が奏功しない例が適応
1) 関節鏡視下手術:
2)骨切り術:
|